【雑記】良い脚本はどんな脚本?その①
こんにちは、KTです。
今日は映画の感想はお休みして、
「良い映画とはどんな映画なのか?」
について考えてみようと思います。
みなさんどんな映画を見たときに「面白い!」と感じますか?
ざっくり考えると、
・ストーリー
・演出
・役者
で映画の良さは決まるでしょう。
その中でも僕はストーリー(脚本)で映画の良し悪しはほぼ決まるのではないかと思っています。
では、どんな脚本が良い脚本なのか。
良い脚本の要素はいくつかありますが、今回はそのうちの1つを解説しようと思います。
※個人的な見解です
良い脚本の大前提、それは・・・
情報の提示が自然!!
ということではないでしょうか。
そもそも脚本は、登場人物のセリフとト書き(動きを指示する記述)で構成されます。
登場人物同士のセリフの掛け合い、つまり会話で物語が進行していきます。
お芝居というのは登場人物の人生の一部を視聴者が覗き見るようなものです。
なので、あくまでも自然な会話が繰り広げられるべきです。
しかし、ストーリーが進む上で視聴者に必要な情報を提示するために不自然な会話が行われる場合があります
「暑い」という情報を伝えるために、「今日めっちゃ暑くない?」みたいな独り言が脚本に書いてあるとします。
よっぽど独り言が多い人という設定がない限り不自然ですよね。
あるいは、「周りの人間には見えない何かに話しかけていた」的な設定が後から分かるという流れなら理解できます。
良い脚本では、登場人物の名前や年齢などの基本的な情報から、ストーリー特有の情報まで、会話の中で自然に視聴者の届けられています。
上に書いたような不自然な独り言が多かったりすると「うわぁ、、、」って思ってしまいますね。
また、そのうち記事にしますが、登場人物はそれぞれストーリーを通じて達成したい目標を持っています。
登場人物のセリフや動きは全てこの超目標を達成するためのものであるべきで、その上でうまく情報を視聴者に伝えなければならないので、脚本としては基本的なことですがとても難しいことですよね。
まとめ
・脚本は「会話」を基にストーリーを展開するもの。
・良い脚本は会話が自然。その自然な会話の中に自然に必要な情報を入れ込む。
・登場人物にはストーリーを通して達成したい目標を持っている。←くわしくは後日
・全てのセリフはその登場人物の目標を達成するために存在する